海の底で全世界につながってる海底ケーブルについて

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こんにちは!今回は海を超えて全世界との通信を可能にしている海底ケーブルについてお話いたします。

目次

海底ケーブルってなに?

現在、PCやスマホで何も考えずに全世界とインターネットで通信することができますが、いったいどのようにして繋がってるかを知らない方も多いと思います。

日本国内なら電線や電波を使いデータを送受信できることは容易に考えられますが、海を超えた世界と通信するために世界中の海の海底にケーブルが張り巡らされており驚く量の大量のデータが行き来してます。

少し前までは、通信衛星を使った衛生中継も使ってましたが現在では通信の95%が海底ケーブルでやり取りされ国際通信に必要なインフラとなっています。

実際、海底ケーブルを自分の目で見たことはあるでしょうか?
殆どの人が海底ケーブルを目で見ることはないと思います。

理由は、深い海の底に敷いており深い処では海底8000mの深ーい場所にあります。
ケーブル本体は深海の水圧に耐えれるように且つサメなどの生物に噛じられても切れないよう頑丈に作られてます。

海底ケーブルのメリット

・大容量のデータ情報が送れる
・通信距離が衛星通信と比べて圧倒的に海底ケーブルの方が短い
・保守が比較的容易

海底ケーブルのメリットの一つとして一度に大容量のデータを送ることができます。
最新の海底ケーブルだと1秒間に約10Tbps(T=テラは1兆)DVD2,100枚分のデータ送信が可能です。

そして通信衛星を使った通信より海底ケーブルを使ったほうが圧倒的に通信の距離が短い点にあります。

通信衛星は地上から3万6千km上空にあり、例えば東京->ロサンゼルス間だと片道7万2千kmになり、
海底ケーブルだと9千kmで到達できます。もちろん、天候の影響も受けません。

また何よりのメリットとして保守作業が通信衛星より容易だということです。

ひとたび通信衛星が故障した場合、上空3万6千kmまで修理する必要がありあまりにもコストがかかり過ぎます。

意外と知られてないこと

海底ケーブルはデータ通信のみに使われてるだけではなく
津波や地震を観測するのにも使われております。
海底で地震の観測データは光のスピードで送られてくるので地震の揺れや津波よりも速く地上に届くのです。

今後、5Gなどの大容量データの高速化が普及していくと同時に海底ケーブルの役目はますます重要になっていきます。

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